近隣地域のご紹介
ロレーヌ地方
ドイツ、ベルギー、ルクセンブルクに程近く、ミラベルやヴァングリの名産地として知られています。豊かな自然、文化、食文化に加え、第一次世界大戦中ドイツ軍とフランス軍が戦火を交えたヴェルダンの戦いの跡地など、歴史を物語る重要な史跡も残されています。
伝統と職人技の息づくロレーヌは、バカラやセントルイスのクリスタルガラス、エピナルの版画、リュネヴィルの陶器など、質の高い芸術的伝統工芸に触れることができます。ナンシーにはアール・ヌーヴォーの面影が色濃く残されています。さらに北にはゴシック様式の大聖堂や美しい運河、数々の公園や庭園を誇るメスの街が見られます。
ゆっくりと羽を伸ばすにはコントレクセヴィルやヴィッテルの温泉なども見逃せません。
グルメ情報
Quiche lorraine :
キッシュロレーヌ:さまざまなヴァリエーションで世界中に知られるお料理。伝統的なレシピでは卵、生クリーム、燻製のラードのみを使います。
Bouchée à la reine
ブーシェ・ア・ラ・レーヌ:(王妃様の一口、鶏肉のクリーム煮込みを小さなパイ生地に入れて焼いたもの)
Pâté lorrain
パテ・ロラン:(豚肉や牛肉を白ワインでマリネしたパイで包んで焼いたもの)
Salade de pissenlit, ou salade vosgienne
ヴォージュ風サラダ:サラド・ド・ピサンリ(タンポポの葉のサラダ)、サラド・ヴォシエン(ボージュ風サラダ:ベーコン、卵、生クリーム、ジャガイモなどを使ったサラダ)
Tête de veau de Rambervillers
ランベルヴィレの仔牛の頭のお料理
Fromages
チーズ類
Carré de l’Est
カレ・ド・レスト
Chique ou Mégin : fromage blanc, traditionnellement mangé salé avec du pain ou des pommes de terre rôties. Il peut être apprêté avec des herbes et des épices.
パンやジャガイモのロティと一緒に塩味で食べるフロマージュブラン。
Emmental Grand Cru
エメンタール・グランクリュ
Gros Lorrain
グロ・ロラン
Munster géromé
マンステール・ジェロム:
Desserts et pâtisseries
デザート・焼き菓子
Baba au rhum
ババ・オ・リュム:ポーランド共和国の国王でロレーヌ公であったスタニスワフ・レシチニスキが考案したレシピ。
Crème aux mirabelles, du village de Bruley
ブリュレ村のクレーム・オ・ミラベル(ミラベルは夏から秋頃が旬のプラムの仲間、西洋スモモ)
Kouglof
クグロフ:
Gâteau aux mirabelles
ガトーミラベル
Glace de Plombières :
グラス・プロンビエール:プロンビエール:ロレーヌのヴォージュ地区にある水の街プロンビエール・レ・バンで作られている、果物のコンフィをあしらったアイスクリームのデザートです。
Griottes de Metz
メッスのグリオット(サワーチェリー)
Madeleine de Commercy
マドレーヌ・ド・コメルシー:またはマドレーヌ・ド・リヴェルダン:ロレーヌ宮廷のキュイジニエ、タニスワフ・レシチニスキのキュイジニエの代役を務めていたマドレーヌという名前の女性が考案したお菓子です
Macarons de Nancy
マカロン・ド・ナンシー:ロレーヌの修道院で17世紀以降作られてきました。これを作り人気を博した姉妹はマカロン姉妹と呼ばれるようになったと言われています。1793年のフランス革命で修道院を追われた2人がその後も作り、売り続けたこのお菓子は、やがてマカロン・ド・ナンシーの名で親しまれるようになりました。
Tarte aux brimbelles (myrtilles)
タルト・オ・ブリンベル(ブルーベリーのタルト)
Tarte aux mirabelles
タルト・オ・ミラベル(ミラベルのタルト)
Tarte aux quetsches
タルト・オ・クエッチ(クエッチ*のノタルト)*ロレーヌ地方の秋の果物、ミラベルと同じくプラムの仲間
Tarte à la rhubarbe
タルト・ア・ラ・リュバルブ(ルバーブのタルト)
Spritz : pâtisserie de Noël
スプリッツ:クリスマスのクッキー
Confiseries
コンフィズリー
Bergamotes de Nancy
ベルガモット・ド・ナンシー
Bonbons des Vosges au miel et au pin
ボンボン・デ・ヴォージュ・オ・ミエル&オ・パン(ハチミツと松の実を使ったヴォージュのキャンディ菓子
Chardons lorrains
シャルドン・ロラン
Confiture de groseilles épépinées à la plume d’oie, spécialité de Bar-le-Duc
バル=ル=デュックの名物コンフィチュール・ドゥ・グロゼイユ・エペピネ・ア・ラ・プリューム・ドワ(ガチョウの羽の先で種抜きをした赤すぐりのコンフィチュール)
Confiture de quetsche
コンフィチュール・ドゥ・クエッチ(クエッチのコンフィチュール)
Confiture de mirabelle
コンフィチュール・ドゥ・ミラベル(ミラベルのコンフィチュール)
Dragées de Verdun
ヴェルダン(ロレーヌ地方ムーズ県)のドラジェ(アーモンドをお砂糖のペーストでコーティングしたお菓子)
Miel de sapin des Vosges
ヴォージュの
https://www.tourisme-lorraine.fr/gastronomie/
ナンシー
年間 300 万人以上の観光客が訪れるナンシーは、都市観光の分野で有数の都市にランクされています。
主な見どころは、有名なスタニスラス広場、18世紀の遺産、旧市街、その近隣地域 (特にサウプト)、そして多くの新しいモダニズム建築を含む、ユネスコの世界遺産に登録されている 3 つの議席です。文化観光(文化イベント、博物館、国立オペラ、国立バレエ、公演ホール、劇場)は重要な位置を占めています。聖ニコラの祝日は毎年 12 月初めに開催されます。10万人以上の来場者(スタニスラス広場の花火には2万5千人から3万人、市内のパレードには10万人から15万人)。
市内には歴史的記念物に分類される建物が数多くあります。
場所と記念碑
旧市街(12世紀~16世紀)
市内に最初に建設された場所であり、中世の都市を囲む古い要塞の名残を今でも見ることができます。その門は14世紀に遡ります 。デュカル宮殿は16世紀の建物です 。典型的な華やかなゴシック様式の門番小屋があり、現在はロレーヌ歴史博物館となっています。
宮殿に隣接するコルドリエ教会には、ロレーヌ公爵の墓があります。
ヴィルヴィエイユには、多くのルネサンス様式の邸宅(リールボンヌホテル、オーソンヴィル ホテルなど) やいくつかのクラシックなホテル (フェラーリホテル、ループス ホテルなど) も残っています。
同じ名前の大聖堂がそびえ立つ地区の中心にあるサンテプヴル広場についても触れておきたいと思います。
新市街 (17世紀)
カール 3 世の下で建設された地区が新市街を構成します。公爵の要請により、イタリアのジローラモ (またはヒエロニモ) チトーニは、当時の新しい都市の流行であった市松模様の計画に基づいて、広くて真っ直ぐな通りをたどりました。ただし、サン ニコラ通りは例外で、既存の街並みが残されています。この新市街は要塞 (サン ニコラ門、サン ジョルジュ門、サン ジャン門) で守られていますが、不規則に配置された「旧市街」とは遊歩道を介してのみ連絡しています。
スタニスラス・アンサンブル
ロレーヌ公となったスタニスラス王は首都を近代化したいと考え、都市広場システムによって中世の旧市街とシャルル 3 世の新市街を結び、凱旋門でその移行を示すというアイデアを思いつきました。
このアンサンブルは、スタニスラス広場と改名されたロワイヤル広場と、凱旋門 (ポルトエレ) によって連結されたカリエール広場で構成され、荘厳な建物と鍵屋ジャン ラムールの有名な黄金の扉を優雅に組み合わせています。市庁舎、総督邸、高貴な貴族の邸宅がこの街を素晴らしいものにしています。アリアンス広場は、より親密な広場でこれを補完します。
オテル・ド・ラ・レーヌ:マリー・アントワネットの逝去にちなんでその名が付けられました。
ロレーヌ国立歌劇場が入るオペラ劇場
ナンシー美術館。
スタニスラス広場からは、スタニスラスが作成したイギリス式庭園のある市内中心部の 23 ヘクタールのペピニエール公園にもアクセスできます。
アールヌーボー (ナンシー学校)
市の西側には、19世紀と 20世紀に移行したサン レオンがあり、ヴィラ マジョレル(ルイ マジョレル通り)などのアール ヌーボー 様式の豪華な邸宅があり、この邸宅はサウルプト地区だけでなく、サウルプト地区にも広がっています。ナンシー温泉地区(サントマリー公園)。
より一般的には、ナンシー学校は歴史的中心部 (商工会議所、BNP、クレディ・リヨネのガラス屋根) または個人保存 (ソープト公園) に多くの民間の建物を残し、市内全域に分散しています:エミール・ガレとウジェーヌ・ヴァランのワークショップ、フランス・ラノールの建物、ベルジュレの家、ユットの家…)。
中世から啓蒙時代へ
- コマンドリー・サン・ジャン・デュ・オールド・レトルの塔 : 12世紀 。
- 15 世紀のサンフランソワ デ コルドリエ教会。17世紀 にバロック様式の公爵礼拝堂が完成しました 。18 世紀に建てられた旧修道院には、大衆芸術と伝統を展示する博物館があります。
- 聖セバスチャン教会: 教会ホール 18世紀 のバロック様式のイタリア様式 。
- ナンシーのプロテスタント教会、 1807 年にプロテスタント礼拝に割り当てられた元聖ヨゼフ修道院聖ヨハネ教会(17世紀 – 18世紀 )によると、
- ノートルダム・ド・ラノンシオン大聖堂 : 18世紀、古典期に建てられたフランスの 珍しい大聖堂で、豊富な宝物 ( 10 世紀の福音書など)があり、1763 年に建てられた大きなオルガンは 1861 年に再建されました。ロレーヌで最も重要なこの遺跡は、歴史的建造物として分類されています。
- ノートルダム・ド・ボンスクール教会 : 18世紀、スタニスラス・レシュチン スキーの墓がある。ロレーヌのポーランド教区でもあります。
ナンシー観光局のウェブサイトはこちら
ナンシーの特技:
ベルガモット・ド・ナンシー、キッシュ・ロレーヌ、マカロン・ド・ナンシー、マドレーヌ、ブーシェ・ア・ラ・レーヌ、ババ・オ・ラム、シャルドン・ド・ロレーヌ…
ショッピングの住所の一部:
グルメ向け:
アラン・バットショコラティエ・パティシエ
メゾン・カフェ ナンシーショコラティエ・パティシエ
レストランが信頼できる住所:
グラン: ガロ・ローマ時代のモザイクと円形劇場
この考古学的遺跡は、1 世紀には治癒の神アポロンに捧げられたガロ・ローマ時代の重要な聖域でした。神聖な囲いの境界を定めた城壁の遺跡を今でも観察することができます。
現在、訪問できるのはモザイクと円形劇場だけです。また、この博物館には、この地で発見されたさまざまな建築物の素晴らしいコレクションやさまざまな建築物の断片を展示する最近の博物館が設置されています。19 世紀に発見されたモザイクは、ヨーロッパ最大のものの 1 つです。面積は220㎡以上です。中央ステージだけが大きく欠けています。
https://www.tourisme-ouest-vosges.fr/en/category/decouvertes/patrimoine-gallo-romain/
ドンレミ・ラ・ピュセル:ジャンヌ・ダルク生誕の地
ドンレミ=ラ=ピュセル ― ジャンヌ・ダルク生誕の地
ジャンヌ・ダルクの生誕地であるドンレミ=ラ=ピュセルは、旧ロレーヌ地方ヴォージュ県の西部、ヌフシャトーから約10km、ムーズ川流域に位置する小さな村です。村はムーズ川のほとりから、西側に広がる緑豊かな丘陵地帯まで続いています。
村には、ジャンヌ・ダルクの生家、サン・レミ教会、ボワ・シュヌのバシリカ聖堂、そしてジャンヌ・ダルク生誕地ビジターセンターなど、歴史と建築を代表する見どころがあります。これらの名所には毎年多くの観光客や巡礼者が訪れ、とりわけ5月にはジャンヌ・ダルクをたたえる文化行事や宗教行事が開催され、村は大いに賑わいます。
https://www.tourisme-ouest-vosges.fr/category/decouvertes/autour-de-jeanne-darc/
リュネヴィル
リュネヴィル城:ロレーヌのベルサイユ
18世紀に古代の城の跡地に建てられたリュネヴィル城は、ロレーヌ公
公スタニスワフ・レシュチンスキの居城でした。2003年の大規模な火災の後、丁寧に修復されたこの歴史的建造物は、「ロレーヌのヴェルサイユ」と称され、フランス式庭園とともに、啓蒙時代を代表する美しい建築・庭園群を形成しています。
市内には、壮麗なパイプオルガンを備えたサン・ジャック教会、美しいステンドグラスで知られるサント・ジャンヌ・ダルク教会、18世紀に建てられたシナゴーグ、そして近代建築のサン・レオポルド教会などがあり、リュネヴィルの豊かな宗教遺産を今に伝えています。
また、リュネヴィルは伝統ある陶芸と、世界的に知られる「リュネヴィル刺繍」の産地としても有名です。
https://www.france-voyage.com/tourisme/luneville-521.htm
庭園都市メス
メスは、古代から20世紀に至るまで、さまざまな時代の建築が共存する都市です。中世建築や古典建築にはフランス文化の影響が色濃く見られる一方、アルザス=ロレーヌがドイツ帝国に編入されていた時代に整備された帝国地区には、ヴィルヘルム時代のドイツ建築の特色が残されています。
市内中心部にあるサン・ピエール・オー・ノナン教会は、世界でも最古級の教会建築の一つであり、フランス最古の教会の一つとされています。
2010年に開館したポンピドゥー・センター・メスは、2000年代初頭から進められてきた都市再生と、メスのイメージ刷新を象徴する施設です。メスは、新たな文化政策を通じて、近現代美術の重要な拠点としての地位を築こうとしています。
また、市は、フランスを代表するゴシック建築の一つであるサン・テティエンヌ大聖堂や帝国地区をはじめとする歴史的遺産について、ユネスコ世界遺産への登録を目指しています。
サント・クロワの丘
サント・クロワの丘は、メスの歴史的中心地です。石畳の路地や由緒ある邸宅が残り、レコレ修道院の回廊、サント・セゴレーヌ教会、トリニテ教会などの歴史的建造物が、中世の面影を今に伝えています。
ウートル・セイユ地区
中世の街並みが残るウートル・セイユ地区には、セイユ川に架かる要塞門、ポルト・デ・ザルマンがあります。かつての城壁周辺は現在、散策路として整備されています。
この地区には、中世のサン・テュケール教会や、ジャン・コクトーが手がけたステンドグラスで知られるサン・マクシマン教会もあります。
島地区
モーゼル川に囲まれた島地区には、18世紀を中心とする優雅な建築景観が広がっています。
フランスで現役の劇場として最古級のメス・オペラ座、旧サン・クレマン修道院、グラン・テスト地域圏議会、サン・ヴァンサン教会、そして数多くの古典様式の橋を見ることができます。
シタデル地区
シタデル地区には、旧サン・タルヌール王立修道院を利用した裁判所、1180年頃から1220年頃に建てられたテンプル騎士団礼拝堂、そしてフランス最古級の教会であるサン・ピエール・オー・ノナン教会があります。
市内中心部の広場
メスの中心部には、歴史的景観を生かして整備された大きな広場が点在しています。
中世の面影を残すサン・ルイ広場、イタリア建築の影響が見られる旧シャンジュ広場、そしてサン・テティエンヌ大聖堂に面したアルム広場などが代表的です。
13世紀から16世紀にかけて建設されたサン・テティエンヌ大聖堂は、ヨーロッパでも特に高い身廊を持つゴシック大聖堂の一つです。広大なステンドグラスに光が差し込むことから、「神のランタン」という愛称で親しまれています。
コメディ広場とタンプル・ヌフ
コメディ広場は、モーゼル川の二つの流れに挟まれた島に位置しています。
広場からは、プロテスタント教会であるタンプル・ヌフを望むことができます。振り返ると、サン・テティエンヌ大聖堂が街を見下ろすようにそびえています。
タンプル・ヌフは、アルザス=ロレーヌがドイツ帝国の統治下にあった1901年から1905年にかけて建設されました。暗い色調の砂岩を用いた重厚な建築で、すぐ近くにあるメス・オペラ座をはじめ、黄色味を帯びたジョーモン石で造られた周囲の建物と鮮やかな対照をなしています。
サン・ルイ広場
サン・ルイ広場に並ぶ傾斜したファサードの家々は、メスの中世の歴史を思い起こさせます。
約60のアーケードからなる回廊には、現在もレストランや商店が軒を連ねています。12月にはクリスマスマーケットが開催され、年間を通してさまざまな催しが行われる、街のにぎわいの中心です。
ラ・クール・ドール博物館
大聖堂のすぐ近くにあるメス・メトロポール・ラ・クール・ドール博物館は、延べ床面積6,000平方メートルを超える博物館です。
ガロ・ローマ時代の考古資料、中世美術、美術作品など、幅広いコレクションを所蔵しています。メスを訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい場所です。
現代都市としてのメス
現代のメスを象徴する地区は、古代円形劇場跡周辺からセイユ公園にかけて広がっています。
その中心となるのが、2010年の開館以来、世界水準の近現代美術を紹介してきたポンピドゥー・センター・メスです。
また、街では中世の城壁跡周辺や、鉄道駅からモンティニー=レ=メスに至る地域でも、現代的な都市整備が進められています。
緑豊かな街
メスには、約580ヘクタールに及ぶ公園や緑地があります。散策や休息に適した、自然豊かな都市でもあります。
徒歩で街を巡れば、地区ごとに異なる雰囲気、多くの水路、美しい建築、そしてロレーヌ地方の食文化をゆっくりと楽しむことができます。
メスの名物料理:
ル・ブーレ・ド・メス :
ポテ・ロレーヌ
グルメ向け:
どこで食べます?
メス観光局のウェブサイトはこちら
シルニー:ロレーヌの小さなシスティーナ
サン・マルタン教会のフレスコ画
華麗なゴシック様式の要塞教会であるサン・マルタン教会には、訪れる人を魅了する隠れた至宝が残されています。
最大の見どころは、1540年にテンペラ技法で描かれた壮麗なフレスコ画です。後世に漆喰で覆われたことで、長い歳月による風化から守られ、今日まで美しい姿を伝えています。
http://www.sixtinedelaseille.com/
ミルクール・エ・マッタンクール
フランス国立ヴァイオリン製作・弓製作博物館
17世紀初頭、ロレーヌ公国の主要な行政都市の一つであったミルクールで、最初のヴァイオリン製作者たちが誕生しました。
以来、この町はフランスを代表するヴァイオリン製作の中心地として発展し、その伝統は今日まで受け継がれています。フランス国立ヴァイオリン製作・弓製作博物館では、楽器や製作道具、職人たちの卓越した技術を紹介しており、ミルクールが世界的な弦楽器製作の町となった歴史を知ることができます。
マタンクールのサン・ピエール・フーリエ聖堂
近郊のマタンクールには、17世紀の宗教家サン・ピエール・フーリエゆかりのサン・ピエール・フーリエ聖堂があります。ロレーヌ地方を代表する巡礼地の一つとして、多くの参拝者が訪れています。
https://www.ot-mirecourt.fr/index.php?rub=4&ss_rub=105
サクソン・シオン
中世以来、多くの巡礼者を迎えてきたシオン=ヴォーデモンの丘は、ロレーヌ地方の田園風景の中にそびえる聖地です。
丘の頂上からは、周囲に広がる美しい田園地帯を一望でき、ロレーヌ地方屈指の絶景を楽しむことができます。
頂上には、巡礼地として名高いノートルダム・ド・シオン・バシリカ聖堂があります。また、この丘では、ウミユリの化石に由来する小さな星形の化石「シオンの星」を見つけることができることでも知られています。
シオンの見どころ
- ノートルダム・ド・シオン・バシリカ聖堂
- 修道院を改修した「風景のまち(シテ・デ・ペイザージュ)」
- 周辺の自然を一望できるパノラマ遊歩道
モーリス・バレス記念碑
作家モーリス・バレスを記念して建てられた展望スポットで、約180度に広がる壮大なパノラマを楽しむことができます。
この一帯には、豊かな歴史・文化遺産と美しい自然景観を巡るハイキングコースも整備されています。
https://www.france-voyage.com/villes-villages/saxon-sion-19841.htm
https://www.france-voyage.com/villes-villages/saxon-sion-19841.htm
ヴィッテルとコントレックスヴィル
スパ・リゾートとして知られるヴィッテルは、20世紀初頭にヨーロッパ有数の保養地として栄えた華やかな歴史を、現在も色濃く残しています。
主な見どころ
- ヘリテージ&スパ博物館
- カジノ
- 温泉施設
- 広大な温泉公園
シーズン中は、毎週日曜日に競馬場でレースが開催されます。
スポーツ施設も充実しており、4つのゴルフコース、オリンピック規格の屋内プール、テニスコートを備えています。
また、サーマルスパでは、美容トリートメントやマッサージ、ハマム、サウナ、ジャグジーなど、多彩なリラクゼーションメニューを楽しむことができます。
営業時間は季節によって異なりますので、詳しくはヴィッテル観光案内所へお問い合わせください。
ブルゴーニュ地方
ブルゴーニュは、美食家やワイン愛好家に愛されるだけでなく、豊かな自然や歴史ある街並みを楽しみたい人々にも魅力あふれる地方です。
世界的に名高いワインの産地と郷土料理で知られるこの美しい土地には、のどかな田園風景が広がり、静かな木立や果てしなく続くブドウ畑、神秘的な森、清らかな川、そして広大な湖が訪れる人々を迎えてくれます。
美食
美食の名物料理:
ブルゴーニュの美食
ブルゴーニュは、世界有数のワイン産地であると同時に、フランスを代表する美食の地として知られています。行政の中心はディジョンですが、ワインの都として名高いのはボーヌです。
主な郷土料理
ブフ・ブルギニョン(Bœuf bourguignon)
赤ワインでじっくり煮込んだ牛肉料理。ブルゴーニュを代表する伝統料理です。
コック・オー・ヴァン(Coq au vin)
雄鶏を赤ワインや香味野菜とともに長時間煮込んだ、素朴で奥深い味わいの郷土料理です。
エスカルゴ・ド・ブルゴーニュ(Escargots de Bourgogne)
ニンニクとパセリ入りのエスカルゴバターで焼き上げた、フランスを代表する前菜です。
ウフ・アン・ムーレット(Œufs en meurette)
赤ワインソースで仕上げたポーチドエッグ。トーストとともに味わう伝統料理です。
ジャンボン・ペルシエ(Jambon persillé)
白ワインで煮たハムとパセリをゼリー寄せにした冷製オードブルです。
グジェール(Gougère)
チーズを練り込んだシュー生地で作る一口サイズの焼き菓子。ワインとの相性も抜群です。
ポシューズ(Pôchouse)
ブルゴーニュ産の白ワインで淡水魚を煮込んだ郷土料理で、「ブルゴーニュ風ブイヤベース」とも呼ばれます。
プーレ・ガストン・ジェラール(Poulet Gaston Gérard)
ディジョンマスタードとブルゴーニュ産白ワイン、クリームを使った鶏肉料理です。
特産品
- ディジョンマスタード
- クレーム・ド・カシス
- ブルゴーニュ産トリュフ
- ノネット(はちみつ入りジンジャーブレッド)
- フラヴィニーのアニスキャンディ
ブルゴーニュワイン
ブルゴーニュは、ピノ・ノワールとシャルドネの世界的な銘醸地です。
コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、シャブリなど数多くの名産地があり、「グラン・クリュ」「プルミエ・クリュ」など独自の格付け制度でも知られています。
赤ワインは赤い果実やスパイス、熟成によるトリュフやきのこの香りが特徴です。白ワインは柑橘類や白い花、蜂蜜やバターを思わせる豊かな香りを楽しめます。
ワインは郷土料理やチーズとの相性も抜群で、ブルゴーニュを訪れる大きな魅力の一つとなっています。
ディジョン
14~15世紀、ディジョンはヨーロッパ有数の権勢を誇ったブルゴーニュ公国の都として栄えました。その輝かしい歴史は、現在も旧市街の壮麗な建築群に色濃く残っています。
「芸術と歴史の街(Ville d’Art et d’Histoire)」に認定されているディジョンには、ブルゴーニュ公爵宮殿をはじめ、木組みの家々、ルネサンス様式や17~18世紀の優雅な邸宅など、見どころが数多くあります。
市内は徒歩やトラム、自転車で気軽に散策できます。歴史地区には「フクロウの道(Parcours de la Chouette)」と呼ばれる約22か所の見どころを巡る散策コースが整備されており、歴史ある街並みを自分のペースで楽しめます。途中には、おしゃれなブティックやグルメショップ、カフェも点在しています。
ブルゴーニュ公爵宮殿
現在はディジョン市庁舎とブルゴーニュ美術館として利用されており、古代から現代までの豊かなコレクションを所蔵しています。
大広間では、「豪胆公フィリップ」と「無怖公ジャン」の壮麗な墓碑を見ることができます。
また、15世紀に建てられたフィリップ善良公の塔(高さ46m)からは、旧市街と周辺の美しい景色を一望できます。
「百の尖塔の街」
数多くの教会が建ち並ぶことから、ディジョンは「百の尖塔の街」とも呼ばれています。
中でもノートルダム教会は、華麗なゴシック様式のファサードで有名です。教会の外壁には小さなフクロウの彫刻があり、左手で撫でながら願い事をすると幸運が訪れるという言い伝えがあります。
教会内には、11世紀に制作された「希望の聖母像」が安置されています。
そのほかにも、
- サン・ベニーニュ大聖堂
- サン・ミッシェル教会
- サン・テティエンヌ教会
- ルード美術館
など、歴史ある宗教建築が数多く残されています。
シャンモール修道院
かつてのシャンモール修道院跡には、中世ブルゴーニュ彫刻の最高傑作とされる「モーセの井戸」が残されています。
1395年から1405年にかけて彫刻家クラウス・スリューテルによって制作されたこの作品は、ブルゴーニュ公国を代表する芸術作品の一つです。
現代文化
ディジョンには現代アートを楽しめる施設も充実しています。
- ル・コンソルシウム現代美術館
- アテネウム文化センター
では、国内外の現代芸術を紹介する企画展が開催されています。
家族で楽しめるスポット
近郊のペリニー=レ=ディジョンには凧博物館があり、世界各国から集められた1,000点以上の凧を展示しています。
美食とワイン
ディジョンは、ブルゴーニュ屈指のワイン産地「コート・ド・ニュイ」への玄関口です。
また、
- ディジョンマスタード
- パン・デピス(ジンジャーブレッド)
- クレーム・ド・カシス
の名産地としても知られています。
南へ約30kmのニュイ=サン=ジョルジュには、カシスの歴史を紹介する「カシシウム」があります。
郷土料理では、
- ブフ・ブルギニョン
- コック・オー・ヴァン
- ウフ・アン・ムーレット
- ジャンボン・ペルシエ
などが有名で、ブルゴーニュ産グラン・クリュ・ワインとの相性も抜群です。
市の中央市場(レ・アール)では、毎週火・木・金曜日の午前と土曜日終日に、新鮮な食材や地元の特産品が並び、活気あふれる市場の雰囲気を楽しめます。
緑豊かな街
ディジョンには約700ヘクタールもの公園や庭園が整備されています。
アルクビュズ公園には植物園や樹木園、プラネタリウム、自然史博物館があり、「サイエンス・ガーデン」として親しまれています。
また、6,000本以上の樹木が植えられたコロンビエール公園は、美しいフランス式庭園で知られ、歴史的建造物にも指定されています。
グルメ向け:
どこで食べます?
ディジョン観光局のウェブサイトはこちら
ボーヌ
「芸術と歴史の街」に認定されているボーヌは、ディジョンの南約40kmに位置するブルゴーニュワインの中心地です。中世の城壁に囲まれた旧市街は、ブルゴーニュ地方のワイン交易の中心として栄え、毎年11月の第3日曜日には世界的に有名な「オスピス・ド・ボーヌ慈善ワインオークション」が開催されます。
旧市街には、美しいルネサンス様式の館や木組みの家々、趣のある中庭が点在し、散策を楽しみながら歴史ある街並みを満喫できます。
オスピス・ド・ボーヌ(オテル・デュー)
1443年、ブルゴーニュ公国の宰相ニコラ・ロランによって創設された施療院で、ブルゴーニュ中世建築を代表する傑作です。
色鮮やかな彩色瓦の屋根で知られ、現在は医学と歴史を紹介する博物館として公開されています。
館内では、
- 美しい中庭
- 「貧者の病室(サル・デ・ポーヴル)」
- ゴシック様式の礼拝堂
- 歴史ある薬局
- ロヒール・ファン・デル・ウェイデン作《最後の審判》祭壇画
などを見学できます。
毎年11月には、この歴史的建物を舞台に世界最大級の慈善ワインオークションが開催され、その収益は病院施設の維持・運営に充てられています。
ブルゴーニュワイン博物館
16世紀の旧ブルゴーニュ公爵館を利用した博物館で、ブドウ栽培やワイン造りの歴史、伝統的な道具、タペストリーなどを展示しています。
ワイン体験
ボーヌ周辺では、多くのワインセラーが見学を受け入れており、ワインの試飲やブドウ畑を巡るツアーを楽しむことができます。
ノートルダム参事会教会
クリュニー修道院の建築様式の影響を受けた、ブルゴーニュ地方を代表するロマネスク教会です。
内部には、
- 「聖母の生涯」を描いた15世紀のタペストリー
- 12世紀の「黒い聖母像」
- ルネサンス様式の礼拝堂
など、貴重な宗教芸術が保存されています。
文化イベント
ボーヌでは一年を通してさまざまな文化行事が開催されます。
7月にはヨーロッパ屈指のバロック音楽祭が開かれ、夏には「ボーヌの光(Beaune Lumières)」と呼ばれるライトアップイベントが開催されます。
オスピス・ド・ボーヌ、ノートルダム教会、サン・テティエンヌ礼拝堂、鐘楼、城壁など、市内の歴史的建造物が幻想的な映像と光で彩られます。
ボーヌワイン
ボーヌ周辺には約580ヘクタールのブドウ畑が広がり、そのうち約320ヘクタールがプルミエ・クリュに格付けされています。
主にピノ・ノワールから造られる赤ワインは、深い色合いと豊かな果実味、力強さと繊細な香りを兼ね備えた、ブルゴーニュを代表する銘酒です。
ボーヌの美食
ボーヌでは、ブルゴーニュの郷土料理とワインの組み合わせを存分に楽しめます。
食前酒のキールには、チーズ入りシュー「グジェール」が定番です。
そのほかにも、
- ジャンボン・ペルシエ
- ブルゴーニュ風エスカルゴ
- ウフ・アン・ムーレット
- ブフ・ブルギニョン
- コック・オー・ヴァン
- ウズラのヴィニュロンヌ風
- ジャンボン・オー・マール(マール酒で香り付けしたハム)
など、ブルゴーニュワインと相性抜群の郷土料理を味わうことができます。
ボーヌ観光局:こちら
Office du tourisme de Beaune : ici
グラン・クリュのルート
「グラン・クリュ街道」は、ディジョンからサントネーまで約60kmにわたって続く、ブルゴーニュを代表するワイン街道です。
コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに広がる38の美しいワイン村を結び、「ブルゴーニュワインのシャンゼリゼ」とも称される人気の観光ルートです。
途中にはボーヌがあり、ブルゴーニュワインの歴史や醸造文化を紹介するブルゴーニュワイン博物館を見学できます。
ブルゴーニュワインは、豊かな香りと気品ある味わいで世界的に高く評価されており、ロマネ・コンティをはじめとする数々の名酒を生み出しています。
また、この地域のブドウ畑(ブルゴーニュのクリマ)は、その歴史的・文化的価値が認められ、2015年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
2018年には、日仏友好160周年を記念してフランスを公式訪問された当時の皇太子殿下(現在の天皇陛下)が、サントネー村のワイナリー「ドメーヌ・フルーロ・ラローズ」を訪問され、ブドウ畑やワインセラーを視察されました。
「黄金の丘(コート・ドール)」と呼ばれる美しい丘陵地帯を眺めながら、ワイナリーやワイン村を巡ることは、ブルゴーニュならではの楽しみの一つです。
クロ・ド・ヴージョ城
グラン・クリュ街道の中心に位置するクロ・ド・ヴージョ城は、ブルゴーニュワインを象徴する歴史的建造物です。
かつてシトー会修道士たちがワイン造りを行っていた場所であり、現在は一年を通して一般公開されています。館内では、ワイン造りの歴史や建築を見学できるほか、さまざまな文化行事やレセプションも開催されています。
ぜひ訪れたいワイン村
- ジュヴレ・シャンベルタン(Gevrey-Chambertin)
- ヴォーヌ・ロマネ(Vosne-Romanée)
- ニュイ=サン=ジョルジュ(Nuits-Saint-Georges)
これらの村には、世界最高峰と称されるブルゴーニュワインの名門ドメーヌが数多く集まっています。
フォントネーのター修道院
フォントネー修道院Abbaye de Fontenay
1118年に建てられたフォントネー修道院は、現存する最も古いシトー会修道院です。「シトー会」というのは、ブルゴーニュ出身の青年修道士ベルナールが創設した修道会で、華美な生活を送るクリュニー会への反発から1098年に発足しました。清貧・質素を信条に、祈りと労働を守る生活を送る会派で、修道院の建物も、装飾が排除された簡素な造りになっています。フランス革命後に製紙工場となった時代もありましたが、その後修復が進められ、現在は創建当時の姿を取り戻しました。1981年に世界遺産に登録されています。
http://www.abbayedefontenay.com/
スミュール アン オーソワ
モンバールとソーリューの間、コート=ドール県に位置するスミュール=アン=ノーソワは、赤い屋根の家々が並ぶ美しい中世都市です。ピンク色の花崗岩の台地に築かれた町には、豊かな歴史遺産が残されており、保存地区をゆっくりと歩いて巡ることができます。
城塞と天守
中世の城塞には4本の塔が残されています。なかでも高さ約44mのオルル・ドール塔はひときわ印象的です。
塔の内部には5つの階があり、博物館、図書館、技術資料のコレクション、会議室などが設けられています。
ノートルダム参事会教会
13世紀から14世紀にかけて建てられ、19世紀に建築家ウジェーヌ・ヴィオレ=ル=デュクによって修復された、ブルゴーニュ・ゴシック建築の傑作です。
外観は、個性的な小さなガーゴイルで飾られています。内部では、16世紀の「エッサイの木」を描いた彩色祭壇画、肉屋や仕立屋など中世の同業組合を表したステンドグラス、15世紀の彩色墓碑、18世紀の大オルガンなどを見ることができます。
スミュール=アン=ノーソワ市立博物館
17世紀の旧ジャコバン修道院を利用した博物館で、考古学、地質学、自然史、美術に関する幅広いコレクションを所蔵しています。
城壁と橋からの眺め
アルマンソン渓谷を見下ろす城壁沿いには、気持ちのよい散策路があります。
ジョリ橋やピナール橋からは、塔や城壁が連なる中世の町並みを美しく望むことができます。
観光案内所:こちら
アリーズ サント レーヌ
紀元前52年、ガリアの英雄ウェルキンゲトリクスは、このアリーズ=サント=レーヌの地でローマの将軍ユリウス・カエサルとの決戦に臨みました。
ガリア諸部族を率いてローマに対抗したウェルキンゲトリクスは、援軍の到着を待ちながらアレシアで籠城しましたが、最終的に敗北し、ガリア戦争は終結を迎えます。
ガロ・ローマ都市遺跡
コート=ドール県で行われた考古学調査により、アレシア陥落後に発展したガロ・ローマ都市の遺跡が発掘されました。
現在では、神殿や劇場、フォルム(公共広場)などの遺構を見ることができ、建物の基礎や地下構造の一部も保存されています。
アレシア博物館・解説センター
遺跡に隣接するアレシア博物館・解説センターでは、アレシアの戦いとガリア戦争の歴史を分かりやすく紹介しています。
館内には、
- ジオラマ
- 映像展示
- マルチメディア展示
- 体験型プログラム
- 教育ワークショップ
などが充実しており、大人から子どもまで楽しみながら歴史を学ぶことができます。
また、展望テラスからは、アレシアの古戦場を一望することができます。
ウェルキンゲトリクス像
博物館から約2km、モン・ノーソワの頂上には、彫刻家エメ・ミレーが制作した高さ約7mのウェルキンゲトリクス像が建っています。
この像はナポレオン3世の命によって建立されたもので、展望台からはブルゴーニュの美しい田園風景を360度見渡すことができます。
アレシア博物館公園
遺跡と周辺の自然を散策しながら、古代ガリアとローマ時代の歴史に触れることができる考古学公園です。
フラヴィニー・シュル・オズラン
フラヴィニー=シュル=オズラン
アレシアから約6kmの場所にある人口約350人の小さな要塞村、フラヴィニー=シュル=オズランは、中世の面影を色濃く残す美しい村です。
「フランスの最も美しい村」の一つに選ばれており、ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップ主演の映画『ショコラ』のロケ地としても知られています。
アニス・ド・フラヴィニー
この村を代表する名物が、16世紀から受け継がれる伝統菓子「アニス・ド・フラヴィニー」です。
ローマ時代にこの地へ伝えられたアニスの種を、何層にも砂糖で包み込んで作る小さなキャンディで、現在も旧修道院内の工房で伝統的な製法により製造されています。
中世の町並み
村には、城門や城壁、石造りの家々、狭い路地、美しい広場など、中世そのままの景観が残されています。
かつては革職人、製粉業者、製油業者、ガラス職人、織物職人、ワイン生産者など、多くの職人が暮らしていました。その面影は現在も歴史ある建物の随所に見ることができます。
宗教遺産
見どころには、
- サン・ピエール修道院(719年創建)
- サン・ジュネ教会(11〜13世紀)
- ウルスラ会修道院(1632年)
などがあります。
また、1848年には、ラコルデール神父によってドミニコ会の修道院が設立されました。現在はサン・ジョゼフ・ド・クレルヴォー・ベネディクト会修道院として修道生活が続けられています。
観光案内所よりもいい:アニス工場の跡地
フランシュ・コンテ地方
フランシュ=コンテ
フランシュ=コンテの歴史的な中心都市はブザンソンです。かつてのフランシュ=コンテ地域圏は、ドゥー県、ジュラ県、オート=ソーヌ県、テリトワール・ド・ベルフォール県の4県から構成されていました。2016年の行政区画再編以降は、ブルゴーニュ地方とともに「ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏」を形成しています。
843年のヴェルダン条約によるフランク王国の分割後、この地域は複雑な歴史をたどり、やがてブルゴーニュ伯領として発展しました。「フランシュ=コンテ」という名称は、この歴史的な伯領に由来しています。
その後、婚姻や継承を通じてブルゴーニュ公国、ハプスブルク家、スペイン王家の支配下に入りましたが、1678年のナイメーヘン条約によって正式にフランスへ編入されました。
長い間、比較的大きな自治権を保っていた歴史は、現在もフランシュ=コンテの強い地域的アイデンティティに反映されています。
ジュラ山脈、深い森、湖、川に恵まれたフランシュ=コンテは、フランスでも特に自然豊かな地方の一つです。その中心都市ブザンソンは、緑に囲まれた暮らしやすい都市として知られ、環境に配慮した都市政策にも力を入れています。
また、ヴォーバンが設計したブザンソン城塞をはじめとする要塞建築は、その歴史的価値が評価され、2008年に「ヴォーバンの要塞群」の一部としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
美食
フランシュ=コンテの郷土料理
フランシュ=コンテ地方の料理は、コンテチーズやジュラ産ワイン、モリーユ茸、燻製肉など、山岳地方ならではの豊かな食材を生かしているのが特徴です。
プーレ・ア・ラ・コントワーズ
Poulet à la comtoise
フランシュ=コンテ地方を代表する鶏肉料理です。鶏肉をジュラ産の白ワインで煮込み、生クリームとコンテチーズを加えた濃厚なソースで仕上げます。
コック・オー・ヴァン・ジョーヌ
Coq au vin jaune
雄鶏をジュラ地方特産のヴァン・ジョーヌでじっくり煮込んだ郷土料理です。モリーユ茸を加えることも多く、ワインの複雑な香りと、きのこの豊かな風味を楽しめます。
一般的な赤ワイン煮のコック・オー・ヴァンとは異なり、ヴァン・ジョーヌならではのナッツやスパイスを思わせる香りが特徴です。
クルート・オ・モリーユ
Croûte aux morilles
トーストしたパンに、モリーユ茸のクリームソースをたっぷりとかけた伝統料理です。
モリーユ茸が旬を迎える春、特に4月から5月頃によく味わわれます。
ガレット・コントワーズ
Galette comtoise
シュー生地を使って作られる、フランシュ=コンテ地方の伝統菓子です。オレンジフラワーウォーターで香りを付けるのが特徴で、ガレット・デ・ロワの地方版として親しまれています。
ガトー・ド・メナージュ
Gâteau de ménage
平たく焼いた柔らかなブリオッシュ生地に、卵やクリーム、砂糖を使った「グモー」と呼ばれる生地をのせて焼き上げる素朴なお菓子です。
祝祭や家族の集まり、クリスマスマーケットなどで親しまれています。
グリオッティーヌ
Griottines
オート=ソーヌ県フジェロールの特産品で、小粒のサクランボをキルシュやオー・ド・ヴィに漬け込んだものです。
そのままデザートとして味わうほか、チョコレートやケーキ、アイスクリームの風味付けにも使われます。
シャルキュトリー
モルトー・ソーセージ
Saucisse de Morteau
ブナなどの薪でじっくり燻製した、フランシュ=コンテを代表する太い燻製ソーセージです。
弾力のある食感と、肉のうま味、穏やかな燻製香が特徴です。伝統的な製品には、片端に小さな木製の留め具が付いています。
モンベリアール・ソーセージ
Saucisse de Montbéliard
豚肉を天然腸に詰め、薪やおがくずで燻製したソーセージです。
モルトー・ソーセージよりも細く、琥珀色の外観と香ばしい燻製風味が特徴です。
フランシュ=コンテのチーズ
この地方には、個性豊かなチーズが数多くあります。
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コンテ
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カンコワイヨット
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モン・ドール
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モルビエ
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エデル・ド・クレロン
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ブルー・ド・ジェックス・オー・ジュラ
なかでもコンテは、地方を代表するハードチーズで、熟成期間によって香りや味わいが大きく変化します。
ジュラ地方のワインと飲み物
ジュラのブドウ畑
ジュラ地方は、小規模ながら個性の強いワインを生み出す産地です。サヴァニャン、シャルドネ、プールサール、トゥルソー、ピノ・ノワールなどの品種が栽培されています。
ヴァン・ド・パイユ
Vin de paille
収穫したブドウを数週間から数か月乾燥させ、糖分と香りを凝縮して造る甘口ワインです。
生産量が少なく、手間のかかる製法のため希少価値が高く、濃厚な果実味と長い余韻を楽しめます。
ヴァン・ジョーヌ
Vin jaune
サヴァニャン種から造られるジュラ地方独特の辛口白ワインです。
樽の中で酵母の膜の下、長期間熟成させることで、クルミやスパイス、カレーを思わせる複雑な香りが生まれます。シェリーに似た風味を持ちますが、酒精強化ワインではありません。
シャトー=シャロンは、ヴァン・ジョーヌの名産地として特に知られています。
アブサン
Absinthe
ニガヨモギ、アニス、フェンネルなどの香草を使った、アルコール度数の高い蒸留酒です。
伝統的には緑色ですが、無色のものもあります。通常は水を加えて薄め、香りを引き出して味わいます。
19世紀末から20世紀初頭には、パリの芸術家や作家たちの間で特に人気を集めました。
キルシュ
Kirsch
サクランボを発酵・蒸留して造る、無色透明のフルーツブランデーです。
フジェロールをはじめとするフランシュ=コンテ地方では、菓子作りやデザートの香り付けにも広く使われています。
その他のリキュール
この地方では、リンドウやブルーベリーを使った香り豊かなリキュールも造られています。
ロンシャン
ロンシャン礼拝堂
La Chapelle Notre-Dame du Haut
ロンシャン礼拝堂は、20世紀を代表する建築家ル・コルビュジエが設計し、1955年に完成した礼拝堂です。2016年には、「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献」を構成する作品の一つとして、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
正式名称は**ノートルダム・デュ・オー礼拝堂(Chapelle Notre-Dame du Haut)**ですが、所在地にちなんで「ロンシャン礼拝堂」の名で広く親しまれています。
緑豊かな丘の上に建つこの礼拝堂は、周囲のなだらかな丘陵風景と調和するように、柔らかな曲線を多用した独創的なデザインが特徴です。直線的な作品が多いル・コルビュジエの建築の中でも、とりわけ有機的な造形で知られています。
波打つような大きな屋根は、「カニの甲羅」や「修道女の帽子」をイメージして設計されたともいわれています。白い壁に不規則に配置された小さな窓から差し込む光は、時間とともにさまざまな表情を生み出し、礼拝堂内部に幻想的な雰囲気を演出しています。
近代建築を代表する傑作であると同時に、自然と建築が美しく調和した世界でも類を見ない宗教建築として、多くの建築愛好家や巡礼者が訪れています。
http://www.collinenotredameduhaut.com/

Région des mille étangs サウザンド・ポンドズ地域
21世紀初頭、この地域は、その豊かな自然環境から環境保全の面で高く評価されるようになりました。
一面に広がる森林と無数の池や湿地は、寒冷で湿潤な気候に適応した多様な動植物の貴重な生息地となっています。そのため、この一帯は「生態学的・動物学的・植物学的に重要な自然地域(ZNIEFF)」にも指定されています。
数え切れないほどの池が点在する独特の景観は、多くの観光客を魅了しており、「フィンランドの千の湖」を思わせることから、「小さなフィンランド(Petite Finlande)」という愛称でも親しまれています。

Parc Naturel Régional du Ballons des Vosges
バロン・デ・ヴォージュ地域自然公園
総面積約3,000km²を誇るバロン・デ・ヴォージュ地域自然公園は、フランス最大級の地域自然公園の一つです。
公園内には、標高1,424mのヴォージュ山脈最高峰グラン・バロンがそびえています。山頂へは展望スポットが点在するハイキングコースが整備されており、頂上からはヴォージュ山脈やアルザス平野、晴れた日にはアルプスまで見渡すことができます。
豊かな自然
この広大な保護区域には、丸みを帯びたヴォージュ特有の山並み、高原の牧草地、深い森、湖や湿地など、多彩な自然景観が広がっています。
特に、ヴォージュ山脈の主稜線と、「千の池」で知られるフランシュ=コンテの高原は、公園を代表する景観です。
野生動物も豊富で、ヨーロッパオオヤマネコ、ハヤブサ、ノロジカ、シャモア、近年再び姿を見せるようになったハイイロオオカミなどが生息しています。
植物では、クランベリー、ヴォージュスミレ、ナデシコの仲間、モウセンゴケ、アルニカなど、この地域を代表する希少な高山植物や薬用植物を見ることができます。
歴史と文化
公園内には350を超える歴史的建造物があり、「芸術と歴史のまち・地域」に認定された地区や、「フランスの最も美しい村」に選ばれた村々も点在しています。
また、次のような観光ルートも人気です。
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クレート街道(Route des Crêtes)
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アルザス・ワイン街道
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チーズ街道(Route du Fromage)
温泉地
公園内には、古くから保養地として知られる
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プロンビエール=レ=バン
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リュクスイユ=レ=バン
の2つの温泉町があり、美しい自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。

Besançon ブザンソン
ブザンソン
フランシュ=コンテ地方の歴史的中心都市ブザンソンは、「芸術と歴史の街」に認定された美しい都市です。ドゥー川が大きく蛇行する地形の中に発展した旧市街は、豊かな歴史と自然に恵まれています。
ブザンソン城塞
街を見下ろす丘の上に築かれたブザンソン城塞は、17世紀後半に軍事技術者ヴォーバンによって建設された要塞で、2008年には「ヴォーバンの要塞群」の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
約11ヘクタールに及ぶ広大な城塞は、フランスを代表する要塞建築の一つとされ、城壁からは旧市街やドゥー川渓谷の壮大な景色を一望できます。
城塞内には、
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コントワ博物館
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ヴォーバン展示室
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自然史博物館
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動物園
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昆虫館
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水族館
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夜行性動物館(ノクタリウム)
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気候展示館(クリマトリウム)
などがあり、大人から子どもまで楽しめます。
歴史地区
城塞の麓には、美しい歴史地区が広がっています。
16~18世紀に建てられた瀟洒な館(オテル・パルティキュリエ)が数多く残されており、文豪ヴィクトル・ユゴーの生家も見学することができます。
ローマ時代の遺跡
古代ローマ時代、ブザンソン(ウェソンティオ)はガリア東部の重要な都市でした。
現在でも、市内各所では発掘調査が続けられており、新たな遺跡が発見されています。
なかでも、2世紀に建てられたガロ・ローマ時代の凱旋門「ポルト・ノワール」は、市内を代表する歴史的建造物です。
美術・考古学博物館
19世紀の穀物市場を改修した建物を利用した博物館で、考古学、美術、歴史に関する豊富なコレクションを展示しています。
緑豊かな都市
ブザンソンは、公園や庭園が多いことでも知られています。
植物園では多彩な植物や樹木、花々を観察でき、ドゥー川沿いに広がる約3ヘクタールのミコー公園は、市民や観光客の憩いの場となっています。
ブザンソンの郷土料理
フランシュ=コンテ地方は、酪農、チーズ、燻製肉、淡水魚、きのこ、ワインなど、豊かな食文化で知られています。
特産チーズ
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コンテ
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カンコワイヨット
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モン・ドール
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モルビエ
シャルキュトリー
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モルトー・ソーセージ
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モンベリアール・ソーセージ
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リュクスイユ・ハム
郷土料理
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プーレ・ア・ラ・コントワーズ
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マスのヴァン・ジョーヌ煮
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鶏肉とモリーユ茸のクリーム煮
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クルート・オ・モリーユ
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コック・オー・ヴァン・ジョーヌ
ワインと地酒
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ヴァン・ジョーヌ
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ヴァン・ド・パイユ
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レトワール
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クレマン・デュ・ジュラ
Saline Royale d'Arc et Senans アルケ・スナン王立製塩所
1775年から1779年にかけて、ルイ16世の治世下で建設されたアルケ=スナン王立製塩所は、1982年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
この地方は古くから岩塩資源に恵まれ、塩は当時のフランス経済を支える重要な産業の一つでした。
一般的な製塩所とは異なり、神殿を思わせる優美な建物が半円形に配置された独創的な設計が大きな特徴です。
設計を手がけたのは、王室建築家クロード=ニコラ・ルドゥー。彼は製塩所だけでなく、研究施設や住宅、公共施設を備えた理想都市を円形に建設するという壮大な構想を描いていました。しかし、財政難のため計画は途中で中断され、理想都市は完成することなく終わりました。
現在は製塩の歴史を紹介する博物館として公開されており、模型や資料を通して当時の製塩技術や都市計画を学ぶことができます。また、一部の建物は宿泊施設として利用されており、世界遺産の中で特別な滞在を体験することもできます。
Grotte d'osselle オセル洞窟
アルザス地方
アルザス地方
アルザス地方最大の都市ストラスブールは、歴史地区「グラン・ディル」がユネスコ世界文化遺産に登録されています。運河沿いに木組みの家々が建ち並ぶ「プティット・フランス」は、アルザスを代表する美しい街並みとして、一年を通して多くの観光客で賑わいます。
また、ヨーロッパ屈指の規模を誇るクリスマスマーケットが開かれることから、「クリスマスの首都」とも呼ばれています。
アルザス地方には、『ハウルの動く城』のモデルの一つになったともいわれるコルマールをはじめ、中世の面影を残す美しい町々が点在しています。
特に、オー・ケーニヒスブール城を望む城塞の町リクヴィールや、絵のように美しいアルザス・ワイン街道とその村々は必見です。
このほかにも、自動車や鉄道など多彩な博物館で知られるミュルーズ、アルザス文化博物館、タンのサン・ティエボー参事会教会、ミュルバッハ修道院、そしてアルザスの守護聖人ゆかりの巡礼地サント・オディール修道院など、見どころが数多くあります。
旅の締めくくりには、フォアグラやシュークルート、タルト・フランベ、ベッコフなどのアルザス郷土料理をぜひ味わってみてください。リースリングやゲヴュルツトラミネールをはじめとするアルザスワインとの相性も抜群です。
美食
美食の名物料理:
アルザスの郷土料理と飲み物
アルザス料理は、フランス料理とドイツ語圏の食文化が融合した、素朴でボリュームのある味わいが特徴です。キャベツ、豚肉、ソーセージ、チーズ、白ワインなどが多く使われます。
シュークルート・ダルザス
Choucroute d’Alsace
乳酸発酵させたキャベツで、ドイツ語圏ではザワークラウトとして知られています。
代表的な料理「シュークルート・ガルニ」では、発酵キャベツにストラスブール・ソーセージ、モンベリアール・ソーセージ、塩漬け肉、ハム、ジャガイモなどを添えます。
ほどよい酸味と歯ごたえが特徴で、温かい料理の付け合わせのほか、サラダにも使われます。
フライシュシュナッカ
Fleischschnacka
「肉のかたつむり」を意味するアルザスの郷土料理です。
ポトフなどの残り肉に卵、玉ねぎ、パセリを加えて詰め物を作り、パスタ生地で巻いて輪切りにし、ブイヨンなどで煮込んで仕上げます。
フォンデュ・ヴィニュロンヌ
Fondue vigneronne
肉や野菜を熱した白ワインやワイン風味のブイヨンに浸しながら調理して味わうフォンデュです。
アルザス産白ワインとともに楽しまれることが多い料理です。
ベッコフ
Baeckeoffe
アルザスを代表する煮込み料理です。
豚肉、牛肉、羊肉、ジャガイモ、玉ねぎなどを白ワインで漬け込み、陶器の鍋で長時間じっくりと焼き上げます。名前はアルザス語で「パン屋のかまど」を意味します。
タルト・フランベ
Tarte flambée / Flammekueche
薄く伸ばした生地にフロマージュ・ブランやクレーム・フレッシュ、玉ねぎ、ラルドンをのせ、高温の窯で短時間焼き上げるアルザスの名物料理です。
生地の香ばしさと、クリーム、玉ねぎ、ベーコンの組み合わせが特徴で、辛口の白ワインやビールによく合います。
シュペッツレ
Spaetzle
小麦粉、卵、水、塩から作る、柔らかくもちもちとした食感の短い麺です。
肉料理や煮込み料理の付け合わせとしてよく食べられます。
コック・オー・リースリング
Coq au riesling
鶏肉をアルザス産リースリング、玉ねぎ、きのこ、ラルドンなどとともに煮込んだ料理です。
赤ワインを使う一般的なコック・オー・ヴァンよりも軽やかで、白ワインの爽やかな香りとクリームのコクを楽しめます。
ウェーデル
Waedele
豚すね肉を塩漬けし、茹でたり煮込んだりして仕上げるアルザスの伝統料理です。
ツィーヴェルクーヘ
Zwiebelkueche
玉ねぎをたっぷり使ったアルザス風オニオンタルトです。
プレッツェル
Bretzel
アルザスを代表する焼き菓子の一つで、独特の結び目の形と香ばしい風味で知られています。
アルザス産フォアグラ
アルザスは、フランスにおけるフォアグラ文化の重要な地域の一つです。パン・デピスや甘口ワインとともに味わわれます。
アルザスの菓子
ブレデレ
Bredele
クリスマスの時期に家庭で作られる、小さなアルザス風ビスケットです。
アーモンド、レモン、はちみつ、シナモンなど、さまざまな風味と形があり、紅茶やコーヒー、アルザスワインとともに楽しみます。
ケスケシュ
Käseküeche
フロマージュ・ブランを使ったアルザス風チーズタルトです。軽やかでやさしい酸味が特徴です。
クグロフ
Kouglof
中央に穴の開いた独特の型で焼く、アルザスを代表する発酵菓子です。レーズンやアーモンドを加えたものが一般的です。
マンネレ
Männele / Mannala
「小さな男」をかたどったブリオッシュで、特に聖ニコラの日の時期に食べられます。
ローズヒップジャム
野バラの実を使った香り豊かなジャムで、アルザスの家庭的な味として親しまれています。
白ワインケーキ・赤ワインケーキ
アルザス産ワインを生地に加えて焼き上げる、しっとりとした風味豊かな焼き菓子です。
アルザスのチーズ
マンステール
Munster
アルザスとロレーヌ地方で造られる、ウォッシュタイプのチーズです。
オレンジ色の表皮と強い香りを持ちながら、中身はなめらかでコクがあります。クミンを添えて食べることも多く、白ワインやビールとの相性も抜群です。
アルザスの飲み物
アルザスビール
アルザスはフランスを代表するビール醸造地域の一つで、長い醸造の伝統を持っています。
クレマン・ダルザス
Crémant d’Alsace
瓶内二次発酵で造られるアルザス産スパークリングワインです。
ピノ・ブランを中心に、オーセロワ、ピノ・グリ、リースリング、シャルドネ、ピノ・ノワールなどが使われます。
きめ細かな泡と、リンゴ、洋梨、アプリコットなどを思わせる爽やかな果実香が特徴です。
アルザスワイン
アルザスは、ブドウ品種名をラベルに表示することが多い、フランスでも特徴的なワイン産地です。
主な品種には、
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リースリング
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ゲヴュルツトラミネール
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ピノ・グリ
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ミュスカ
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ピノ・ブラン
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シルヴァネール
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ピノ・ノワール
などがあります。
ワインは主に次の3つの原産地呼称に分類されます。
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アルザスAOC
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アルザス・グラン・クリュAOC
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クレマン・ダルザスAOC
ヴァン・ショー
Vin chaud
赤ワインや白ワインに砂糖、シナモン、クローブ、柑橘類などを加えて温めた飲み物です。
アルザスのクリスマスマーケットでは欠かせない冬の名物です。
ヴァン・ショー:ホットワインは、ワイン、砂糖、スパイスを組み合わせた体を温める飲み物です。伝統的にクリスマスのお祝いの飲み物としてヨーロッパ全土で楽しまれています。
Strasbourg ストラスブール
ストラスブール
ヨーロッパの中心都市ストラスブールは、「芸術と歴史の街」に認定されており、歴史地区「グラン・ディル」はユネスコ世界文化遺産に登録されています。中世からルネサンス時代にかけて築かれた街並みが今も美しく残り、フランスを代表する歴史都市の一つです。
ノートルダム大聖堂
11世紀から15世紀にかけて建設されたストラスブール大聖堂は、ヨーロッパを代表するゴシック建築の傑作です。
高さ142mの尖塔は完成当時、世界で最も高い建築物でした。
内部には16世紀に造られた有名な天文時計があり、毎日12時30分には使徒たちが動くからくり人形の演出を見ることができます。
大聖堂広場
大聖堂前の広場には、13世紀創業の薬局「カメルツェル薬局」や、木組み建築の傑作として知られる「メゾン・カメルツェル」など、歴史ある建物が並びます。
現在はレストランやカフェとして利用され、多くの観光客で賑わっています。
プティット・フランス
運河沿いに木組みの家々が並ぶプティット・フランスは、かつて皮なめし職人や製粉職人、漁師たちが暮らしていた地区です。
石畳の路地や運河沿いの遊歩道は散策に最適で、ストラスブールでも特に人気の高い観光スポットとなっています。
近くのヴォーバン・ダム展望テラスからは、屋根付き橋やプティット・フランス、大聖堂を一望することができます。
博物館
ストラスブールには数多くの博物館があります。
ロアン宮殿には、
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装飾美術館
-
美術館
-
考古学博物館
の3館が入っています。
そのほかにも、
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ノートルダム美術館
-
アルザス博物館
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ストラスブール近現代美術館
などがあり、アルザスの歴史や芸術を幅広く紹介しています。
ショッピング
市内中心部には、高級ブランド店からデパート、個性的な専門店まで、多彩なショップが並び、ショッピングも楽しめます。
オランジュリー公園
湖や芝生が広がるオランジュリー公園は、市民の憩いの場として親しまれています。
コウノトリの保護施設でも知られ、アルザスらしい風景を楽しむことができます。
ヨーロッパ地区
公園の近くには、
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欧州議会
-
欧州評議会
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欧州人権裁判所
など、ヨーロッパを代表する国際機関が集まっています。
年間イベント
ストラスブールでは一年を通してさまざまな文化イベントが開催されます。
6月の国際音楽祭や9月の現代音楽祭「ムジカ」は特に有名です。
また、11月末から12月にかけて開かれるストラスブール・クリスマスマーケットは、ヨーロッパ最古級のクリスマスマーケットとして知られ、「クリスマスの首都」と呼ばれる街を華やかに彩ります。
ストラスブールの美食
アルザス料理は、フランス料理にドイツや中央ヨーロッパの食文化が融合した、素朴で豊かな味わいが特徴です。
代表的な料理には、
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タルト・フランベ(フラムクーヘン)
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シュークルート・ダルザス
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ストラスブール・ソーセージ(ナック)
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ベッコフ
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コック・オー・リースリング
などがあり、アルザスワインや地ビールとともに楽しむことができます。
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Route des vins ワイン街道
オベルネに向かって下っていくと、アルザスの必見の史跡であるサン・オディール山 が見えてきます。そこからはアルザスのブドウ畑の素晴らしい景色を眺めることができます。
アルザスワイン街道は、フランスで最も美しい道の一つです。マルレンハイム (アルザス北部) から出発し、バ ランとオー ランを越えて、アルザス南部のタンに立ち寄ります。
コルマール周辺の多くの本物の村では、素敵なサプライズが用意されています。リボーヴィレ、リクヴィール、ケゼルスベール、アンマーシュヴィア、エクイスハイム、ゲブヴィレール…オー ケニグスブール城やモンキー マウンテンも訪れる価値があります。
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Colmar コルマール
コルマール
色鮮やかな木組みの家々と花に彩られた運河が美しいコルマールは、アルザス地方を代表する魅力的な町です。とりわけクリスマスの時期には、旧市街が華やかな装飾とイルミネーションに包まれ、まるで絵本の世界に迷い込んだような幻想的な雰囲気を楽しめます。
アルザスワインの中心地としても知られ、中世からルネサンス時代にかけての建築や、地域独特の文化を今に伝えています。
プティット・ヴニーズ
ラウシュ川沿いに広がる「プティット・ヴニーズ」は、コルマールで最もロマンチックな地区の一つです。
かつて漁師たちが暮らしていたケ・ド・ラ・ポワソヌリには、色鮮やかな木組みの家々が並び、花に彩られた小さな橋が美しい景観をつくり出しています。
小型ボートで運河を巡れば、水上から旧市街の趣ある町並みを楽しむことができます。屋内市場周辺まで続く散策路も、街歩きにおすすめです。
旧市街の散策
旧市街には、石畳の路地や古い錬鉄製の看板、美しい木組みの家々が残されており、歩いて巡るだけでも十分に楽しめます。
主な見どころには、
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旧税関「コイフス」
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メゾン・フィスター
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タンヌール地区
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サン・マルタン教会
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ドミニコ会教会
などがあります。
1537年に建てられたメゾン・フィスターは、張り出し窓や木製回廊、壁画で知られる、コルマールを代表するルネサンス建築です。
かつて革職人たちが暮らしていたタンヌール地区には、皮革を乾燥させるための屋根裏を備えた背の高い家々が並び、中世の面影を色濃く残しています。
ウンターリンデン美術館
旧修道院を利用したウンターリンデン美術館は、ライン地方の中世・ルネサンス美術を中心に展示する、コルマールを代表する文化施設です。
最大の見どころは、マティアス・グリューネヴァルトによる名作《イーゼンハイム祭壇画》です。そのほかにも、絵画、彫刻、考古資料、近現代美術など、幅広いコレクションを見ることができます。
ドミニコ会図書館
歴史あるドミニコ会修道院の建物を利用した図書館で、貴重な古文書や書籍を所蔵しています。宗教建築としての美しさも見どころの一つです。
バルトルディ美術館
コルマールは、ニューヨークの「自由の女神像」を制作した彫刻家フレデリック=オーギュスト・バルトルディの生誕地です。
彼の旧邸宅を利用したバルトルディ美術館では、彫刻、素描、模型、私物などを通して、その生涯と作品を紹介しています。
ハンシ美術館
本名ジャン=ジャック・ヴァルツとして知られるアルザス出身の画家・風刺画家ハンシを紹介する美術館です。
アルザス地方の暮らしや伝統衣装、村の風景を親しみやすく描いた作品を見ることができます。
おもちゃ博物館
19世紀から現代までの人形、鉄道模型、ボードゲーム、玩具などを展示する博物館です。子どもだけでなく、大人も懐かしい気持ちで楽しめます。
年間イベント
コルマール国際音楽祭
夏に開催されるクラシック音楽祭で、著名な音楽家やオーケストラによる演奏を楽しめます。
アルザス・ワインフェア
夏のコルマールを代表するイベントで、アルザスワインの試飲をはじめ、郷土料理、展示、コンサートなど多彩な催しが行われます。
クリスマスマーケット
冬になると、旧市街の広場や路地に複数のクリスマスマーケットが開かれます。
木組みの家々を彩るイルミネーションや伝統的な装飾、ヴァン・ショーやアルザス菓子の香りが、街全体を温かく華やかな雰囲気で包み込みます。
観光局のウェブサイトはこちら
https://www.youtube.com/watch?v=aCb-3w6MvWw
ルクセンブルク大公国
ルクセンブルク
フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれたルクセンブルク大公国は、ゲルマン文化とラテン文化が融合した独自の魅力を持つヨーロッパ有数の小国です。
面積は約2,586km²、人口は約60万人で、ヨーロッパでも最も小さな主権国家の一つです。公用語はルクセンブルク語、フランス語、ドイツ語の3言語で、多文化・多言語国家として知られています。
歴史的にフランスとドイツの間で重要な役割を果たしてきたルクセンブルクには、それぞれの文化の影響を受けた城や街並みが数多く残されています。また、ヨーロッパ有数の金融センターとして発展し、一人当たりGDPは世界でもトップクラスを誇ります。
美食のレベルも高く、ミシュラン星付きレストランが数多く集まるほか、モーゼル川流域では高品質な白ワインやスパークリングワインが生産されています。
歴史、文化、自然、美食がコンパクトにまとまったルクセンブルクは、ヨーロッパ旅行の中でも特に魅力的な目的地の一つです。
美食
ルクセンブルクの郷土料理
ルクセンブルクの食文化は、素朴な家庭料理を中心とする伝統的な郷土料理と、星付きレストランなどで味わえる国際色豊かな現代料理の二つに大きく分けられます。
代表的な郷土料理の一つが、牛の胃袋をやわらかく煮込み、衣をつけて揚げた「クデルフレック」です。
そのほかにも、香り豊かなアルデンヌ産ハムや、燻製豚肉とそら豆を組み合わせた料理などがあり、ルクセンブルクならではの素朴で滋味深い味わいを楽しむことができます。
Ville de Luxembourg ルクセンブルク市
ルクセンブルク大公国の首都であるルクセンブルク市は、信じられないほど国際的な性格を持っています。歴史的かつ伝統的な地区であるアッパータウンは、川の渓谷に囲まれた岩の多い台地にあります。アルゼット渓谷の反対側にあるキルヒベルク高原は、多くのヨーロッパ、文化、金融機関の近現代的な拠点です。
市はミュージアムスマイルと呼ばれるサーキットを創設しました。この笑顔の形をしたトレイルは、市内の険しい地形を「1 マイル」弱にわたって走ります。このコースを構成する 7 つの博物館の近さ、多様性、そして独特の特徴がこのコースの魅力となっています。市内中心部に位置し、以下の 5 つの施設が徒歩で簡単にアクセスできます。
• 町の広場の真ん中にあるヴィラ ヴォーバンには、古い巨匠の絵画が展示されています。
• 国立歴史美術館は、ルクセンブルクの歴史的および考古学的な遺産と国立美術コレクションを展示しています。
• レッツェブルク市立博物館はルクセンブルク市の歴史をたどります
• カジノルクセンブルクでは、現代美術の新しいトレンドを概観できます
• グルント地区にある国立自然史博物館は、自然史、進化、生物多様性に対する珍しいアプローチを提供しています。
市内中心部から徒歩 15 分 (グルントからは、キルヒベルクの樹木が茂った海岸を急登する道です) すると、訪問者は、隣接する 2 つの博物館がある真新しいドライ エーヘレン公園に足を踏み入れます。
• ルクセンブルク要塞の世界遺産を専門とするドライ・エッヘレン博物館
• ニューヨーク近代美術館とその現代美術コレクションおよび特別展
大公国の歴史に興味があるなら、ルクセンブルクの要塞を訪れることをお勧めします。軍事および民間の建物は、ユネスコの世界遺産に登録されている旧市街の建築の枠組みを定義しています。この遺産に浸るには、砲台、城壁の小道 (コーニス)、ドライ エーヘレン博物館、公共の公園や散歩道に保存されている軍事関連施設などを訪れてください。
国家元首の公式の席である大公宮殿は、そのファサードを通して、私たちの地域におけるイスパノ・ムーア様式の影響を反映しています。観光の観点から見ると、1995 年の修復以来、この宮殿は魅力的であり続けています。7 月から 9 月にかけて、宮殿はルクセンブルク市観光局が主催するガイド付きツアーに扉を開きます。6 月から 9 月にかけて見逃せないのが、厳粛な衛兵交代式です。
公園と庭園
市の領土の 4 分の 1 は多くの公園で占められており、首都は散策や散策に最適な緑豊かな都市となっています。厳選された作品。
エドゥアール・アンドレ市立公園
このイギリスの市立公園は、造園技師エドゥアール アンドレによって設計され、市の中心部にある真の緑豊かな環境です。バッテリーの充電に最適です。
ペトリュス公園
同じ名前の渓谷に位置するペトリュス公園は、ロマンティックな雰囲気で構成されており、市内を曲がりくねったルートがあり、崖、橋、渓谷を流れる川の景色を眺めることができます。
ルクセンブルク・キルヒベルクの樹木園
450 種の植物や変種がコレクションされている樹木園は、キヒベルク地区の 3 つの公共公園 (セントラル パーク、ライマーヴェー、クローゼグレンヒェン) にまたがる 30 ヘクタール以上に広がっています。1994 年以来、ヨーロッパ全土および近隣地域からの木々や低木が植えられ、路地や脇道に緑のリボンが植えられた大通りが形成されています。
メルル ベレア公園
中心部から目と鼻の先にあるメルル ベレール公園は、遊び場、池や水盤のそばの牧草地など、子供連れの家族に最適な場所です。
ローズトレイル
バラで覆われた庭園地区リンペルツベルクでは、「センティエ デ ローズ」と呼ばれる歩行者用サーキットが、今日この地区の景観と建築遺産を結んでいます。見逃せないのは、トニー ニューマン パークです。彫刻のコレクションが展示されており、その一部はルクセンブルクの著名な彫刻家によって制作されました。
マーケットと人気のフェスティバル
ルクセンブルク市には、公国最大の人気祭りであるエマイシェンやシューベルフォウアーなどの典型的な人気祭りや、長年にわたって続く市場がたくさんあります。ギヨーム 2 世広場で隔週開催されるマーケットが地元の産品を愛する人たちを楽しませるなら、フリー マーケットはノミの雰囲気に浸ることができます。
ショッピングと工芸品、何を持って帰りますか?
ルクセンブルクではショッピングがリラックスできます。広い歩行者専用エリアに並ぶモダンでありながら親しみやすいショップの数々は、訪問者に安全な環境を提供しています。ルクセンブルクには大規模なショッピングセンターのほかに、週に 1 ~ 2 回開催されるマーケットもあります。これらのフレンドリーな場所は、ワインやチーズなどの地元の産物を味わうのに理想的な場所です。手工芸品は、ガレージ セールや専門店だけでなく、これらの場所でも見つけることができます。
周辺国に比べて税金が安いので、海外の高級ブランドを訪れてみるのも良いかもしれません。
グルメ向けのアドレス:
https://www.brasserieschuman.pro/
http://hotel-leplacedarmes.com/fr/
https://www.tailorsconcept.com/
http://brasserieguillaume.lu/
https://www.kaempff-kohler.lu/
観光局ウェブサイトはこちら
シャンパーニュ地方
(オートマルヌ県)
オートマルヌ県はフランス北東部にある県です。首都はショーモンの町です。
この学部の経済は工業と農業の分野に重点を置いています。県内に多くの森林が存在するおかげで、オートマルヌ県の経済において木材は重要な位置を占めています。
有名人の記憶が染み込んだオートマルヌは、豊かな遺産で描かれています。多くは、この部門を構成する宗教的な痕跡、記念碑、建物、彫像です。オート マルヌには、本物の歴史的遺産と豊かな遺産があります。その歴史は、ファヴロルやアンディリ アン バシニーにある霊廟やガロ ロマン ヴィラなどの有名な建造物によって説明されています。ノジャンにあるベヴォー砦とドルメンも忘れずに。コロンベイ レ ドゥ ゼグリーズに行き、シャルル ド ゴールが眠る村を訪れることもできます。
美食
オート=マルヌの郷土菓子と飲み物
ケース・ド・ワシー
Caisses de Wassy
ケース・ド・ワシーは、オート=マルヌ県ワシーに伝わる伝統的な焼き菓子です。
卵白、砂糖、アーモンド、バニラなどを使って作られる、軽やかな食感のアーモンド風味のメレンゲで、小さな紙製の型に入れて焼き上げます。その紙型を意味するフランス語の「caisse」が、菓子名の由来とされています。
淡い黄金色の繊細な菓子で、コーヒーや紅茶、アイスクリームとともに楽しむのに適しています。
スコットランド女王メアリーも好んだという逸話が伝えられていますが、観光ガイドでは伝説として紹介するのがよいでしょう。
ワインと地酒
シャンパーニュ
オート=マルヌ県の一部は、シャンパーニュ地方の南東部に位置しています。地域によっては、シャンパーニュや発泡性ワインを味わうことができます。
コトー・ド・コワフィ
Coteaux de Coiffy
コワフィ周辺で造られるワインで、白、ロゼ、赤などがあります。小規模ながら、オート=マルヌを代表するワイン産地の一つです。
モンソージョンのワイン
県南部のモンソージョン周辺でも、地域の風土を生かしたワイン造りが行われています。
ルビ・ド・グロゼイユ
Rubis de groseille
赤スグリの果汁を発酵させて造る、赤い色合いが美しい果実酒です。
甘酸っぱく爽やかな風味を持ち、食前酒として楽しめます。生産者によって、非発泡タイプとスパークリングタイプがあります。
ミラベルとクエッチのオー・ド・ヴィ
ミラベルやクエッチなどのプラムを蒸留して造る、香り豊かなフルーツブランデーです。
オート=マルヌのチーズ
オート=マルヌ県は酪農が盛んな地域で、長いチーズ造りの伝統を持っています。
ラングル
Langres
ラングル高原で造られる、オート=マルヌを代表するAOPチーズです。
牛乳から作られるウォッシュタイプのチーズで、オレンジ色を帯びた外皮と、やわらかくクリーミーな中身が特徴です。
上面には、熟成中に反転させないことで生まれる「フォンテーヌ(泉)」と呼ばれるくぼみがあります。このくぼみにシャンパーニュやマール酒を少量注いで味わう方法も知られています。
香りは力強いものの、味わいはなめらかで、コクとほどよい塩味を楽しめます。
エポワス
Époisses
ブルゴーニュ地方を代表するウォッシュタイプのAOPチーズです。オート=マルヌ県の一部も生産地域に含まれます。
オレンジ色の外皮と強い香り、濃厚でとろけるような食感が特徴です。美食家ブリア=サヴァランが高く評価したチーズとしても知られています。
エメンタール・フランセ・エスト=サントラル
Emmental français Est-Central
フランス東部から中東部にかけて生産される大型のハードチーズです。
黄色い生地に「目」と呼ばれる大きな穴が開いているのが特徴で、穏やかな甘みとナッツを思わせる風味を持っています。
オート=マルヌ県は、このチーズの生産地域の一部に含まれています。
カプリス・デ・デュー
Caprice des Dieux
イルー村で誕生した、オート=マルヌを代表する現代的なチーズブランドです。
牛乳とクリームを使った白カビタイプのチーズで、白い外皮と、なめらかでクリーミーな食感が特徴です。味わいが穏やかなため、パンや果物、白ワインなどと合わせやすいチーズです。
Bourmont ブルモン
ブルモン
B&Bから約5kmの場所にあるブルモンは、フランスで最も小さな「シテ(歴史都市)」の一つです。
12世紀から歴史にその名が現れ、岩山の上に築かれた町並みから、「田園のモン・サン=ミシェル」とも呼ばれています。
宗教戦争の時代には要塞都市として発展し、16世紀には城壁が強化されました。その後17世紀にフランス王国へ編入され、18世紀には最盛期を迎えます。しかし19世紀の産業革命以降は次第に人口が減少し、現在では静かな歴史の町として当時の面影を残しています。
ノートルダム教会
旧城跡に18世紀に建てられたノートルダム教会は、ブルモンのシンボルです。
教会前の広場からは、ムーズ渓谷や周囲の田園風景を一望できます。内部には美しい大理石の祭壇があり、明るく開放的な空間が広がっています。
コナ遊歩道(Promenade de Cona)
18世紀半ばに造られたシナノキ並木の遊歩道で、歴史的建造物にも指定されています。
遊歩道にはカルヴァリオ(十字架)や聖母像が建ち、ゆったりと散策を楽しめます。
ハイキング
ブルモン周辺には難易度の異なるハイキングコースが整備されており、歴史ある町並みと豊かな自然の両方を楽しむことができます。
ロッシュ公園
18世紀の城壁跡と岩場のふもとに広がる自然公園です。
現在は散策やロッククライミングを楽しめる人気スポットとなっており、野趣あふれる景観と静かな雰囲気が魅力です。
サン・ジョゼフ教会
19世紀半ばに建てられたネオゴシック様式の教会です。
内部には美しい彫刻やリモージュ焼きの十字架の道行きがあり、現在の聖堂の内陣下には12世紀の旧教会の遺構も残されています。
アノンシアード修道院礼拝堂
旧アノンシアード修道院の礼拝堂が保存されており、ブルモンの宗教史を今に伝えています。
メゾン・デュ・バイイ
歴史ある邸宅で、美しいガーゴイルや紋章を飾るファサードが見どころです。
B&Bから車で約2分
イルー(Illoud)
ラ・ディヴィーヌ・フロマジュリー
世界的に知られる白カビチーズ「カプリス・デ・デュー」発祥の地です。
館内ではチーズ作りの歴史や製造工程を、映像や体験型展示を通して学ぶことができます。
見学の最後には試食も用意されており、できたてのチーズならではの味わいを楽しめます。
https://www.ladivinefromagerie.com/
Langres ラングル
ラングル
人口約8,000人のラングルは、岩山の上に築かれた城塞都市で、「芸術と歴史の街」に認定されています。
中世、ルネサンス、古典主義時代の建築が調和した美しい町並みを誇り、フランスを代表する歴史都市の一つとして知られています。
城壁
ラングル最大の見どころは、ヨーロッパでも屈指の規模を誇る城壁です。
全長約3.5kmの城壁には12の塔と7つの門が残されており、遊歩道を歩きながら周囲の田園風景を一望することができます。晴れた日には、オート=マルヌの美しい丘陵地帯まで見渡せます。
ナヴァール塔
直径約28m、高さ約20m、壁の厚さ約7mを誇るナヴァール塔は、ラングルを代表する要塞建築です。
内部は一般公開されており、アーチ型天井の部屋や砲室、見事な栗材の木組みを見ることができます。
旧市街
城壁を巡った後は、石畳の旧市街を散策してみましょう。
ルネサンス様式の邸宅やアーケード、美しい歴史的建築が並び、18世紀の哲学者ドゥニ・ディドロの生誕地も見学できます。
町の中心には、彫刻家フレデリック・バルトルディが制作したドゥニ・ディドロ像が建っています。
サン・マメス大聖堂
12世紀から18世紀にかけて建設されたサン・マメス大聖堂は、ラングルを代表する宗教建築です。
回廊とともに、時代ごとの建築様式の変遷を見ることができます。
ギイ・バイエ美術・歴史博物館
近代的な建物の中に、ガロ・ローマ時代の考古資料から近現代美術まで幅広いコレクションを展示しています。
2世紀の「バッカスのモザイク」は、この博物館を代表する展示品です。
夏のイベント
毎年8月には「エスティヴァル・デ・アルバルディエ」が開催されます。
金曜・土曜の夜には、要塞都市ラングルの歴史をテーマにしたガイド付きナイトツアーが行われ、幻想的にライトアップされた旧市街を楽しむことができます。
ラングル名物
ラングルチーズ
ラングルは、オート=マルヌ県を代表するAOP認定チーズです。
牛乳から作られるウォッシュタイプのチーズで、オレンジ色を帯びた外皮と、クリーミーでコクのある味わいが特徴です。
表面中央には「フォンテーヌ(泉)」と呼ばれるくぼみがあり、熟成の過程で自然に生まれます。このくぼみにシャンパーニュやマール・ド・ブルゴーニュを少量注いで味わうのも、ラングルならではの楽しみ方です。
ラングルの人口は 8,000 人未満です。周囲の田園地帯を支配する岩だらけの岬に堂々と佇むラングルの芸術と歴史の町は、中世、ルネッサンス、古典的な遺産があり、フランスで最も美しい町 50 の 1 つです。
それはヨーロッパ最大の城壁でもあります。12 の塔と 7 つの門で区切られた城壁が街を取り囲んでいます。3.5 km の遊歩道があり、晴れた日には素晴らしいパノラマの景色を眺めることができます。
街に入ると、数多くの興味深い建築物を発見するでしょう。屋根付きの通路と壮大なルネッサンス様式の邸宅。
直径 28 メートル、高さ 20 メートル、壁の厚さは 7 メートルの堂々とした迫力のあるナバラの塔が一般公開されています。– アーチ型天井とケースメートの 2 つの部屋と、見事な栗の木のフレームが入っています。
城壁を見学したら、エレガントな邸宅が点在する古い通りに沿ってディドロの生誕地を訪れ続けます。また、ルネサンス様式の家々、 12 世紀と18世紀のサン マメス大聖堂、その回廊、ディドロの代わりに、有名な彫刻家フレデリック バルトルディの作品である高名な哲学者ドゥニ ディドロの銅像が立っています。
大聖堂からそれほど遠くない、ギイ・バイエ美術歴史博物館は近代建築であり、 2 世紀の注目に値するバッカスのモザイクやその他の考古学的遺跡、コレクションの絵画、彫刻、装飾芸術に至るまで、幅広い発見を提供しています。考古学、歴史、現代美術の一時的な展示。
見逃せないもう 1 つのイベントは、8 月の金曜日と土曜日の夜に開催されるエスティヴァル デ アルバルディエです。要塞都市の通りを巡る歴史的な観光ツアーが開催されます。
専門料理:
オートマルヌ県のラングル高原で作られるラングルチーズは、全乳から作られ、柔らかいペーストと洗った皮を持ち、オレンジがかった黄色で、凹んだ形をしており、原産地呼称管理の恩恵を受けています。力強い味わいのこのクリーミーな特産品は、熟成中に形成される噴水と呼ばれる特徴的な空洞も特徴で、好みに応じてマルク・ド・ブルゴーニュやシャンパーニュのタッチを加えることができます。
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Fayl-Billot フェイルビロット
フェイユ=ビヨ
オート=マルヌ県南部に位置するフェイユ=ビヨは、フランスを代表する柳細工(バスケット編み)の町として知られています。
周辺には広大なヤナギ畑(オジエ畑)が広がり、300年以上にわたり柳の栽培と伝統的なかご細工の技術が受け継がれてきました。現在でもフランスの柳細工の中心地として、多くの職人が活動しています。
メゾン・ド・ラ・ヴァヌリー(かご細工博物館)
Maison de la Vannerie
17世紀の建物を利用した博物館で、柳細工の歴史や技法、伝統的な作品から現代的なデザイン作品まで幅広く紹介しています。
館内では、映像や展示を通して柳細工の文化を学べるほか、企画展や職人による実演、ワークショップが開催されることもあります。町には工房兼ショップも点在しており、職人が制作する様子を見学したり、手作りの作品を購入したりすることができます。
国立柳栽培・柳細工学校
École Nationale d’Osiériculture et de Vannerie
1905年に創設された、フランス唯一の柳栽培・柳細工専門教育機関です。
現在も伝統技術の継承と職人の育成を担っており、国内外から多くの研修生が学びに訪れます。フェイユ=ビヨが「フランス柳細工の首都」と呼ばれる理由の一つとなっています。
http://www.tourisme-faylbillot.com/en/default.asp?cat_id=134
Coiffy-le-haut et Montsaugeon コワフィ・ル・オーとモンソージョネ
コワフィーのブドウ畑とモンソージョン
19世紀半ば、コワフィーでは240世帯のうち約4分の3が、約250ヘクタールに及ぶブドウ畑で生計を立てていました。しかし、1863年以降、ヨーロッパ全土にフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)の被害が広がり、コワフィーやモンソージョンを含むフランスのブドウ畑の約半分が壊滅しました。
1980年代になると、地元の農家たちがブドウ栽培の復興に取り組み、ワイン造りが再び始まりました。現在のコワフィー・ワイン(IGP Coteaux de Coiffy)は、豊かな香りとしっかりとした骨格を持ち、若いうちは果実味を楽しめる一方、熟成によってさらに複雑な味わいへと変化します。国内外のワインコンクールでも高い評価を受けています。
ドメーヌ・フロランス・ペルティエ
コワフィーを代表するワイナリーの一つがドメーヌ・フロランス・ペルティエです。ビオディナミ農法(Demeter認証)を採用し、ピノ・ノワールやシャルドネ、オーセロワなどから個性豊かなワインを生産しています。見学や試飲も楽しむことができます。Domaine Florence Pelletier
モンソージョンの聖母降誕教会
モンソージョンにある**聖母降誕教会(Église de la Nativité de la Vierge)**は13世紀に建てられた歴史ある教会で、1494年の包囲戦で大きな被害を受けましたが、美しいゴシック様式の正面入口や翼廊、内陣の一部が現在も残されています。歴史的建造物にも指定されており、中世の面影を今に伝える貴重な建築です。
Nogent ノジャン
ノジャンと刃物づくり
ノジャンとその周辺地域では、14世紀から続く伝統的な刃物づくりの技術が受け継がれています。
高い精度と洗練されたデザイン、多彩な製品で知られるノジャンの刃物は、フランス国内外で高く評価されています。ナイフやはさみ、食卓用カトラリー、外科用器具など、幅広い分野の製品が製造されており、クリストフルやエルメスをはじめとするフランスの名門メゾンから製作を依頼されることもあります。
ノジャン刃物博物館
Musée de la Coutellerie de Nogent
ノジャンの刃物産業の歴史と職人技を紹介する博物館です。
館内では、古い道具や機械、ナイフ、はさみ、食卓用カトラリー、医療用器具などの豊富なコレクションを通して、刃物が完成するまでの製造工程や、職人たちの高度な技術を学ぶことができます。
伝統的な手仕事から現代の工業生産まで、ノジャンの刃物づくりがどのように発展してきたのかを知ることができる、地域を代表する文化施設です。
Colombey-les-Deux-Églises コロンベイ レ ドゥ エグリーズ
コロンベ=レ=ドゥ=ゼグリーズ
オート=マルヌ県の小さな村コロンベ=レ=ドゥ=ゼグリーズは、20世紀フランスを代表する政治家、シャルル・ド・ゴール将軍ゆかりの地として知られています。
ド・ゴールは1934年、この静かな村に邸宅「ラ・ボワスリー」を購入し、家族とともに多くの時間を過ごしました。政治の第一線を離れた時期には執筆活動に専念し、晩年もこの地で暮らしました。
ラ・ボワスリー
現在一般公開されているラ・ボワスリーでは、居間、食堂、図書室、そしてド・ゴールが回想録を執筆した書斎などを見学できます。
家具や家族の思い出の品々が残されており、公人としてだけでなく、家庭で過ごすド・ゴールの姿にも触れることができます。
1958年には、西ドイツ首相コンラート・アデナウアーがこの邸宅に招かれました。この会談は、のちの独仏和解を象徴する重要な出来事の一つとなりました。
シャルル・ド・ゴール記念館
村を見下ろす丘の上には、シャルル・ド・ゴール記念館があります。
館内には約1,600m²の常設展示が設けられ、軍人、作家、政治家として歩んだド・ゴールの生涯と功績を、映像、写真、音声資料、歴史的文書などを通して紹介しています。
第二次世界大戦、自由フランス、第五共和政の成立、独仏関係など、20世紀フランス史を学ぶことができる重要な博物館です。
ロレーヌ十字架
記念館の近くには、自由フランスの象徴である巨大なロレーヌ十字架がそびえています。
ピンク色の花崗岩で造られた高さ約44mの記念碑で、遠く約30km先からも見ることができます。
1972年6月18日に完成したこの十字架は、ド・ゴール将軍と、1940年6月18日にロンドンから発せられた歴史的な呼びかけを記念して建てられました。
ド・ゴールの墓
シャルル・ド・ゴールは、村の墓地に妻イヴォンヌ、娘アンヌとともに眠っています。
簡素な墓碑には「Charles de Gaulle 1890–1970」とだけ刻まれており、本人の希望どおり、静かで慎ましい墓となっています。
